株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

Jフロント2本立て債:格上げ後初、総額300億円

22日、J.フロントリテイリングの2本立て債(A:R&I/A+:JCR、総額300億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
11 5 200 30/05/29 1.482 45
12 10 100 35/05/29 2.236 70

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

松坂屋名古屋店(2025年4月29日、名古屋市中区)

直接比較できる銘柄がないなか、4月下旬の案件などを参考に水準を探り、5年債が国債+45bp、10年債が+70bpと、マーケティングレンジの下限に決まり、総額300億円のディールとなった。4年ぶりの起債で、昨年9月にR&IがシングルAマイナスから同フラットに格上げしてからは初めての登場。5年債は発行体として前回に続く2回目のサステナビリティボンドだった。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。