7日、中部電力の16年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 570
年限 16年
発行額 60億円
表面利率 2.298%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+28bp
参照国債回号 176
参照国債償還日 2041年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2041年3月25日
格付け AA-(R&I)/AA(JCR)/A3(ムーディーズ)
ブックランナー 野村

16年ゾーンでの起債は2020年6月の第559回債(当時A+:R&I/AA:JCR/A3:ムーディーズ、90億円、0.850%、国債+25.5bp<CEYE算出>、主幹事:みずほ/大和/東海東京/野村)以来4年9ヵ月ぶり。国債+20bp台半ば~後半のガイダンスでのサウンディング、+28~29bpでのマーケティングを経て+28bpで60億円のディールに仕上がった。「コア投資家と発行体の目線を擦り合わせた」(野村)結果が+28bpとしている。野村の単独案件。
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