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中部電債:10年関電-5bp・20年調整、9年は+50bpで120億円

3日、中部電力の3本立て債(AA-:R&I/AA:JCR/A3:ムーディーズ、総額460億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
573 9 120 34/7/25 1.842% +50bp みずほ
574 10 230 35/7/25 1.958% +51bp みずほ/日興/しんきん/三菱
575 20 110 45/7/25 2.732% +38bp 三菱/野村/大和/みずほ

※発行額:億円

中部電力本店(2025年4月29日、名古屋市東区)

昨年5月以来の10年債と5月に続く20年債に、少なくとも1993年11月以降に発行のない9年債を加えた3本立てで総額460億円のディール。10年債はダブルA格(R&I)の同業銘柄、20年債はユーティリティ銘柄の水準を参考に居所を探って国債+51bpと+38bpに着地し、9年債は10年債マイナス1bpの目線を捉えた。

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