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横浜高速鉄道10年GB:そうにゃんの2つ下で3倍、優先枠の効果も

3日、横浜高速鉄道の10年グリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 12
年限 10年
発行額 50億円
表面利率 2.028%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+58bp
参照国債回号 379
参照国債償還日 2035年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2035年7月10日
格付け A+(JCR)
ブックランナー 三菱UFJモルガン・スタンレー
主幹事 SMBC日興/みずほ

多摩川駅に入線するみなとみらい線車両(2024年6月8日)

6月13日の相鉄ホールディングス10年債(A-:R&I、100億円、1.990%、主幹事:SMBC日興/大和/三菱UFJMS/野村)が国債+60bpだったことをベースにガイダンスを出し、+50bp台を含むレンジでマーケティングを行った。結果、下限の+58bpで発行額の3倍ほどとなる150億円ほどのオーダーを集めた。横浜高速の登場は昨年7月の10年・20年GB(総額60億円)以来およそ1年ぶりで、今回もラベル付きとなっている。

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