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SBG7本立て外債:ドルとユーロで6000億円超

2日、ソフトバンクグループの7本立て外債(BB+:S&P、計22億ドル・17億ユーロ/総額6039億円相当、グローバル・コーディネーター:ドイツ/JPM/バークレイズ/香港上海)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率
3.75 5億ドル 29/4/10 6.500%
5.5 6億ドル 31/1/10 6.875%
7 6億ドル 32/7/10 7.250%
10 5億ドル 35/7/10 7.500%
4.25 6億ユーロ 29/10/10 5.250%
6 6億ユーロ 31/7/10 5.875%
8 5億ユーロ 33/7/10 6.375%

ソフトバンクグループが出資するWeWork(2021年6月24日、東京・麹町)

昨年7月の4本立て債(グローバル・コーディネーター:ドイツ/バークレイズ/HSBC)に続く外貨建てでの起債。今回は、ドル建てが3.75年・5.5年・7年・10年債の4本、ユーロ建てが4.25年・6年・8年債の3本とし、ドル債が計22億ドル、ユーロ建て債が同17億ユーロ、邦貨換算では総額6039億円の起債となった。「米国との関税交渉の期限(7月9日)前に登場したことと、財務規律の順守への安心感」(バークレイズ)から、ピーク時に総額175億ドル以上相当の札が寄せられ、最終的には167億ドルの需要を獲得している。

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