7日、中国電力の2本立て債(A+:R&I/AA:JCR、総額250億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|
465 | 10 | 170 | 2035/3/23 | 1.969 | 45 | みずほ/野村/三菱/日興/大和/東海東京 |
466 | 20 | 80 | 2045/3/24 | 2.564 | 35 | 日興/大和/三菱/みずほ/東海東京 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
年度末に近いタイミングで既に資金消化が済んだ投資家が存在し、金利のボラティリティも高いが、電力債が一般担保付きで発行される最終年度であることから機会重視の買いが見られた。先行水準をベースとしつつ、投資家の声に沿ったレンジ設定・運営が奏功し、総額250億円のディールとなった。昨年10月の7年・20年債に続く登場で、10年債はその1ヵ月前の9月に起債していた。
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