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政投銀債:プライスリーダーのやり方で800億円、5年・10年の格差復活

9日、日本政策投資銀行の3本立て債(AA+:R&I/AAA:JCR/A1:ムーディーズ/A:S&P、総額800億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ 主幹事
208 3 250 29/1/23 1.366% +9.5bp +8bp みずほ/大和/日興
209 5 350 31/1/23 1.659% +11bp +10bp みずほ/大和/日興
210 10 200 36/1/23 2.221% +14bp +13bp みずほ/大和/日興/東海東京

発行額:億円

政投銀広告(2023年4月25日、大手町駅)

昨年10月に続く各四半期の定例債。前回で3年債が国債カーブ+9bp、5年債が+12bpだったものをそれぞれ1bp、2bp前進させた+8bpと+10bpとし、10年債は+13bpを維持した。一方、地方債との比較では3年債が同水準、5年・10年債がプラス1bpとなっている。5年・10年債は、昨年11月以降の財投機関債が地方債フラットだったのに対し、政投銀債は再び1bpの格差に戻した。これによって、「想定通り総額800億円の調達を実現」(財務部)し、3本で1050億円ほどのオーダーを取り込んだ。トランスペアレンシー方式で運営し、アカウントX・自己ブックは出ていない。

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