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大成建設5年債:新フレームワークで初のGB、表明は20件に増加

21日、大成建設の5年グリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 42
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 1.365%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+28bp
参照国債回号 358
参照国債償還日 2030年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2030年2月28日
格付け A+(R&I)/AA-(JCR)
ブックランナー 野村
主幹事 みずほ

大成建設が手掛けた国立競技場(2019年9月17日、東京・新宿区/渋谷区)

発行体のGBは2021年12月の5年債(100億円、0.100%、国債+19.5bp<CEYE算出>、主幹事:野村/みずほ)以来3年2ヵ月ぶり。昨年5月に新たなフレームワークを策定しており、これに基づく初のESG債だった。同格の並走銘柄の動向を見ながらの運営となり、レンジ下限の国債+28bpで320億円ほどのオーダーを獲得した。投資表明は20件と、前回GBの12件を8件上回っている。

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