21日、パナソニックホールディングスの2本立て債(A:R&I、総額550億円、主幹事:みずほ/SMBC日興/野村)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
29 | 3 | 400 | 28/2/28 | 1.240% | +34bp |
30 | 5 | 150 | 30/2/28 | 1.455% | +37bp |
※発行額:億円

昨年11月の3年・5年債(総額600億円、主幹事:SMBC日興/みずほ/大和)に続く登場。かつては数千億円という超大型案件を起債していたが、前回から数百億円規模での調達に方針を変更している。とはいえ、依然としてサイズが大きいことと、起債頻度が高まることから周辺銘柄との比較ではなく、自身の実績をベースにマーケティングを行った。結果、3年債がおよそ3ヵ月前の水準に1bp上乗せした国債+34bp、5年債は前回債プラス2bpの+37bpに落ち着き、総額550億円のディールとなった。
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