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パナソニックHD債:ボラ高いなかで550億円、11月+1~2bp

21日、パナソニックホールディングスの2本立て債(A:R&I、総額550億円、主幹事:みずほ/SMBC日興/野村)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
29 3 400 28/2/28 1.240% +34bp
30 5 150 30/2/28 1.455% +37bp

※発行額:億円

東京ドームのパナソニック広告(東京・文京区、2020年1月20日)

昨年11月の3年・5年債(総額600億円、主幹事:SMBC日興/みずほ/大和)に続く登場。かつては数千億円という超大型案件を起債していたが、前回から数百億円規模での調達に方針を変更している。とはいえ、依然としてサイズが大きいことと、起債頻度が高まることから周辺銘柄との比較ではなく、自身の実績をベースにマーケティングを行った。結果、3年債がおよそ3ヵ月前の水準に1bp上乗せした国債+34bp、5年債は前回債プラス2bpの+37bpに落ち着き、総額550億円のディールとなった。

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