20日、香港上海銀行の3年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 4
年限 3年
発行額 600億円
表面利率 0.808%
ローンチ・スプレッド 国債+47.8bp程度<CEYE算出>
スワップレート mid swap+35bp
参照国債回号 347
参照国債償還日 2027年6月20日
償還日 2027年6月25日
格付け Aa3(ムーディーズ)/AA-(S&P)
ブックランナー 大和/HSBC/三菱UFJモルガン・スタンレー/みずほ/野村/SMBC日興
2019年6月以来5年ぶりの登場で、前回債のリファイナンスとして起債。3年・5年債で運営していたものの、発行コストを抑える観点から3年債の1本に絞った。MS+35bpに決まり、上限の600億円に対して「大幅な超過需要となった」(SMBC日興)という。クーポンは0.808%と、下限利率の0.80%を0.8bp上回った。
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