31日、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の5本立て永久劣後債(A:R&I/JCR、総額1900億円、ブックランナー:SMBC日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 表面利率 | 対カーブ |
---|---|---|---|---|
劣後17 | 永久NC5.5 | 800 | 2.045 | 140 |
劣後18 | 永久NC7 | 383 | 2.168 | 140 |
劣後19 | 永久NC10 | 443 | 2.481 | 140 |
劣後20 | 永久NC12 | 130 | 2.680 | 141 |
劣後21 | 永久NC15 | 144 | 2.949 | 141 |
発行額:億円/表面利率:%/対カーブ:+bp
発行体の償還ラダーの平準化を目的に、これまでの永久NC5・NC10債にNC7・NC12・NC15債を加え、国内AT1債市場として初めて5トランシェを同時に起債した。NC5・NC10債は先行のみずほフィナンシャルグループ債を10bp下回ったうえ、総額1900億円の発行額に対し、延べ350件を超える投資家から約2500億円の需要を獲得した。「オッド年限は後続案件のベンチマークとなる水準を確立した」(SMBC日興)。
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