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中日本高速5年債:年度末で会合挟み、タイト化して1200億円に増額

東名高速東京IC(2018年4月14日)

22日、中日本高速道路の5年ソーシャルボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 105
年限 5年
発行額 1200億円
表面利率 0.597%
ローンチ・スプレッド 国債+20bp/国債カーブ+20bp
参照国債回号 354
参照国債償還日 2029年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年3月28日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)/A1(ムーディーズ)
ブックランナー 大和/SMBC日興/みずほ
第三者評価機関 JCR

年度最後の案件として登場し、日銀会合と祝日を挟んでの運営となったものの、先行案件から1bpタイト化させたうえ、1200億円のディールとなり、プライスとボリュームを両立させた。生保を除く全ての業態から約1.2倍の需要を獲得した。発行体にとって初のソーシャル債で、36件が投資表明を行った。債券市場への登場は1月以来。

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