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中日本高速5年債:C+23bpに進んでも溢れる需要

東名高速東京IC(2018年4月14日)
東名高速東京IC(2018年4月14日)

8日、中日本高速道路の5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 102
年限 5年
発行額 1000億円
表面利率 0.464%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+23bp/カーブ+23bp
参照国債回号 352
参照国債償還日 2028年9月20日
償還日 2028年9月14日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)/A1(ムーディーズ)
ブックランナー SMBC日興/大和/みずほ

5年物道路会社債は、7月の東日本高速道路債(AA+:R&I/AAA:JCR/A1:ムーディーズ)でそれまでの国債カーブ+28bpから+24bpへと4bpタイト化し、同月の西日本高速道路債(同)が同じスプレッドを踏襲。8月の中日本高速債と西日本高速債も+24bpで登場していた。5年物公共債が好調を維持し、道路会社債についても人気化が続くなか、今回の中日本高速債は+23bpを入れた2本値でマーケティングを始め、旺盛な需要を受けて1bpタイトニングした。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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