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中日本高速5年債:マーケ終盤の金利上昇が追い風

中央自動車道石川PA(2021/06/13 撮影Kikuchi)
中央自動車道石川PA(2021/06/13 撮影Kikuchi)

25日、中日本高速道路の5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 104
年限 5年
発行額 700億円
表面利率 0.528%
ローンチ・スプレッド 国債+22.5bp/国債カーブ+22bp
参照国債回号 353
参照国債償還日 2028年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年1月31日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)/A1(ムーディーズ)
ブックランナー SMBC日興/みずほ/大和

名神高速道路では大雪の影響で立ち往生が発生したものの、一般債市場の天候は良好。払い込みの都合上日銀会合挟みの運営であるが、需給の改善やマーケティング終盤の金利上昇が追い風となり、先行並みの国債カーブ+22bpで700億円への大幅な増額を実現した。「幅広い層が参加し、マーケットの復調を印象付けるディールとなった」(SMBC日興)。
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