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SMTBドル債:初の10年にアジア・米国の買い

28日、三井住友信託銀行(SMTB)の3本立てグローバルドル債(144A/Regulation S、A1:ムーディーズ/A:S&P、ブックランナー:GS/JPM/シティ/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 利回り 対米国債
3 10億ドル 27/3/7 5.200% 5.234% +80bp
5 7.5億ドル 29/3/7 5.200% 5.221% +95bp
10 5億ドル 34/3/7 5.350% 5.362% +110bp
三井住友信託銀行(2023年6月5日、相模原市南区)
三井住友信託銀行(2023年6月5日、相模原市南区)

昨年9月も3本立て債(総額15億ドル、ブックランナー:シティ/大和/GS/JPM)だったが、前回債に3年変動利付債があったのに対し、今回は初の10年債が含まれる点で異なる。長期ゾーンに年限を伸ばすことで「ラダーやカーブを作る意味で意義があり、これを好感した米国勢が積極的に参加した」(大和)。アジア時間から旺盛な買いが寄せられ、全体の最終需要は120億ドル超に上り、「ドル債市場におけるネームの完全定着を示した」(シティ)。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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