29日、JERAの2本立て債(A+:R&I/AA-:JCR、総額400億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 基準 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
22 | 3 | 300 | 2027/2/25 | 0.500 | 32.3# | 絶対値 | みずほ/三菱/大和 |
23 | 10 | 100 | 2034/2/24 | 1.192 | 50 | 国債 | 三菱/日興/野村/東海東京/みずほ |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp(#CEYE算出)
発行体初となるトランジション・リンク・ボンド(TLB)を含む2本立て債。エクスポージャーの観点から取り組めない先や、年度末を前にパイプラインが増えるなか、資金消化が済んでいる向きが存在した。こうした状況を踏まえ、中央の目線に対応して大台を確保したことで、3年債の300億円を軸に総額400億円のディールとなった。社債市場への登場は昨年11月の3年・5年債以来で、10年債は2022年5月までさかのぼる。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
よく読まれている記事
- 2024年4月18日 JERA債:希少性と絶対値、7年は5年プラス4bp
- 2024年4月15日 JERAが5年・7年債を準備
- 2024年1月10日 CP市場:JERAが唯一のマイナス
- 2023年11月30日 JERA債:3年が300億円に増額、5年は電力プラスアルファ
- 2023年6月13日 JERA5年債:変調捉えた運営、中国電プラス10bp