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川重5年債:初のトランジション、+40bp近辺で捉える

22日、川崎重工業の5年トランジションボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 60
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 0.742%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+38bp
参照国債回号 354
参照国債償還日 2029年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年2月28日
格付け A-(R&I)/A(JCR)
ブックランナー みずほ
主幹事 SMBC日興/野村/三菱UFJモルガン・スタンレー

川崎重工の重機(2019年5月1日、横浜市港北区)
川崎重工の重機(2019年5月1日、横浜市港北区)

発行体は、2021年7月にサステナビリティボンド、2022年7月にはグリーンボンド(GB)を発行しており、今回は初のトランジション債。「国債+40bpが見渡せるガイダンスで投資家の関心を引いた」(みずほ)ことで、最終的に+38bpで500億円超のオーダーを獲得した。投資表明は募っていない。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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