川崎重工業が5年物トランジションボンドを準備中。発行体は、あらゆるサステナブルファイナンス調達に対応するフレームワークであるサステナブルファイナンスマスターフレームワークを世界で初めて策定。セカンド・パーティー・オピニオンをJCRから取得している。フレームワークに対する第三者評価の取得に関し、同案件は経済産業省の「令和5年度温暖化対策促進事業費補助金(クライメート・イノベーション・ファイナンス推進事業)」の補助金交付対象となっている。調達資金は、適格クライテリア(「水素のクリーンな輸送・貯蔵」、「水素のクリーンエネルギー利用」、「水素のクリーンエネルギー利用(混焼)」)に関連する事業・プロジェクトに対する新規・既存支出のリファイナンスに充当する。
よく読まれている記事
- 2024年2月26日 川重5年債:初のトランジション、+40bp近辺で捉える
- 2024年4月26日 日本航空が2本立てトランジション債を準備
- 2024年4月1日 日本郵船、5年トランジション債と10年GBを準備
- 2023年7月14日 日本郵船トランジション債:5年下限・10年上限に着水
- 2023年6月13日 JAL10年トランジション債:アフターコロナの象徴