13日、日本航空(JAL)の10年トランジションボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 12
年限 10年
発行額 200億円
表面利率 1.200%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+77.4bp程度<CEYE算出>
参照国債回号 370
参照国債償還日 2033年3月20日
プライシング基準 絶対値
償還日 2033年6月17日
格付け A-(R&I)/A(JCR)
ブックランナー 大和
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー/みずほ/BofA/野村
前回となる昨年2月の第11回債(5年、100億円、国債+66.0bp<CEYE算出>、主幹事:大和/三菱UFJMS/みずほ/BofA/野村)は、航空セクターで世界初のトランジション債であることが注目を集めたものの、コロナ禍というマイナスの状況でのウクライナ情勢の緊迫化と、米欧での金融引き締めを受けた金利上昇に対する警戒があり、10年債を断念して5年債のみとした。今回は、アフターコロナで業績の本格的な回復が見込まれるなかで、中央の大口投資家などの目線を捉えたレンジ運営とし、下限の1.20%で1200億円に迫るオーダーを獲得した。「人気化を伴って復活を果たすとともに、アフターコロナを象徴するディールとなった」(大和/みずほ)。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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