13日の地方債市場では、福井県の10年グリーンボンド(GB)と愛知県の10年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 発行体 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ | 方式 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5年度/6 | 福井県 | 10 | 50 | 33/10/26 | 0.850% | +7.5bp | +7bp | 主幹事 | みずほ/日興/三菱 |
5年度/10 | 愛知県 | 10 | 100 | 33/10/27 | 0.846% | +9.5bp | +9bp | 交渉 | – |
※発行額:億円
福井県のGBは発行体にとって初めてで、先行銘柄と同じ国債カーブ+7bpに着地。50億円の発行額に対して84件の投資家から2.3倍程度のオーダーが寄せられ、80件が投資表明を行った。資金使途の1つとして「北陸新幹線の整備」があり、これへの「期待で参加する向きもいた」(みずほ)。一方、プレマーケティング方式の愛知県債は+9bpと、今月の通常債のスプレッドを踏襲している。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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