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JR東日本債:10~50年の5本で800億円

7日、JR東日本の5本立て債(AA+:R&I、総額800億円、主幹事:大和/SMBC日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ
189 10 100 33/7/14 0.714% +28bp +27.5bp
190 20 200 43/7/14 1.296% +27bp +25.5bp
191 30 200 53/7/14 1.571% +31bp +31bp
192 40 190 63/7/13 1.816% +42bp +41bp
193 50 110 73/7/14 1.984% +44bp +44bp

※発行額:億円

新子安駅~鶴見駅間を走行する京浜東北線(2022年2月26日)
新子安駅~鶴見駅間を走行する京浜東北線(2022年2月26日)

1月の3本立て債(総額470億円、主幹事:野村/三菱UFJMS)以来半年ぶりの登場。10年・30年債は前回に続く年限で、20年債は昨年4月以来1年3ヵ月ぶり、40年債は2021年12月以来1年7ヵ月ぶり、50年債は昨年7月以来1年ぶり。この5本で総額800億円のディールとなり、各年限のユーティリティセクターの新たな水準を示した。トランスペアレンシー方式で運営し、10年・20年・50年債にアカウントXが存在し、自己ブックはいずれも出ていない。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む