7日、JR東日本の5本立て債(AA+:R&I、総額800億円、主幹事:大和/SMBC日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ |
---|---|---|---|---|---|---|
189 | 10 | 100 | 33/7/14 | 0.714% | +28bp | +27.5bp |
190 | 20 | 200 | 43/7/14 | 1.296% | +27bp | +25.5bp |
191 | 30 | 200 | 53/7/14 | 1.571% | +31bp | +31bp |
192 | 40 | 190 | 63/7/13 | 1.816% | +42bp | +41bp |
193 | 50 | 110 | 73/7/14 | 1.984% | +44bp | +44bp |
※発行額:億円
1月の3本立て債(総額470億円、主幹事:野村/三菱UFJMS)以来半年ぶりの登場。10年・30年債は前回に続く年限で、20年債は昨年4月以来1年3ヵ月ぶり、40年債は2021年12月以来1年7ヵ月ぶり、50年債は昨年7月以来1年ぶり。この5本で総額800億円のディールとなり、各年限のユーティリティセクターの新たな水準を示した。トランスペアレンシー方式で運営し、10年・20年・50年債にアカウントXが存在し、自己ブックはいずれも出ていない。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
よく読まれている記事
- 2024年1月12日 JR東日本債:長いサウンディング経て結局2本
- 2023年10月6日 JR東日本債:高クレジットの安心感、市況悪化でもタイト化
- 2024年4月26日 日本航空が2本立てトランジション債を準備
- 2024年4月23日 「無印良品」の良品計画が初の社債、1100億円の買い押し寄せる
- 2024年4月19日 芙蓉L5年SLB:300億円に増額、2倍近い需要