29日、みずほフィナンシャルグループの2本立てTLACドル債(SEC登録、A1:ムーディーズ/A-:S&P、総額25億ドル、ブックランナー:みずほ/JPM)が条件決定した。以下は案件レビュー。
年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対米国債 |
---|---|---|---|---|
6NC5 | 14 | 2029/7/6 | 5.778 | 165 |
11NC10 | 11 | 2034/7/6 | 5.748 | 190 |
※発行額:億ドル/表面利率:%/対米国債:+bp
7月に予想される起債ラッシュの前に登場し、マーケットが堅調に推移しているタイミングを捉え、2本で総額25億ドルのディールとなった。このうち6NC5グリーンボンド(GB)は14億ドルの規模となり、2022年9月の農林中央金庫2本立てGB(総額10億ドル)を上回り、本邦の金融機関として過去最大のSDGs債となった。ドル債市場への登場は今年2月以来4ヵ月ぶり。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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