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東京建物10年債:3年ぶりのサステナ・シニア

東京建物(2021年4月23日、東京・八重洲)
東京建物(2021年4月23日、東京・八重洲)

30日、東京建物の10年サステナビリティボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 34
年限 10年
発行額 200億円
表面利率 0.880%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+48.9bp程度<CEYE算出>
参照国債回号 370
参照国債償還日 2033年3月20日
プライシング基準 絶対値
償還日 2033年7月6日
格付け A(JCR)
ブックランナー みずほ/大和
主幹事 SMBC日興
SDGs債種別 サステナビリティボンド
第三者評価機関 JCR

金利の低下を受けて5年債の起債を見送ったものの、10年債で200億円の起債を実現した。先行銘柄などを参考に0.88%に着地している。東京建物によるシニアのホールセール債は2020年7月の5年・10年サステナ債以来だった。20日に5年・10年で起債をアナウンスし、23日のサウンディングで運営に入った。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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