25日、アステラス製薬の2本立て債(AA:R&I、総額2000億円、主幹事:みずほ/野村/三菱/大和/日興/GS)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 基準 |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 3 | 1000 | 2026/8/31 | 0.320 | 25.2# | 絶対値 |
4 | 5 | 1000 | 2028/8/31 | 0.519 | 27 | 国債 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp(#CEYE算出)
米国のバイオ医薬品企業であるIveric Bio社の買収資金のリファイナンスを目的とした起債。総額2000億円は、今年度の事業会社によるシニア債としては7月のNTTファイナンス債(総額3800億円)に次ぐ規模となっている。社債の供給増加と金利上昇という局面だったが、知名度とクレジットの高さで中央・地方双方の関心を引き寄せ、2800億円程度の総需要を集めた。発行体の社債市場への登場は昨年11月以来9ヵ月ぶりだった。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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