26日、みずほフィナンシャルグループの3本立てグローバルドルTLAC債(SEC登録、A1:ムーディーズ/A-:S&P、総額30億ドル、アクティブブックランナー:みずほ/JPM/BMO)が条件決定した。以下は案件レビュー。
年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対米国債 |
---|---|---|---|---|
6NC5 | 12.5億ドル | 31/7/8 | 4.711% | +92bp |
6NC5変動 | 7.5億ドル | 31/7/8 | SOFR+125bp | – |
11NC10 | 10億ドル | 36/7/8 | 5.323% | +107bp |

2月の3本立てドル債(総額19億ドル、アクティブブックランナー:みずほ/BofA/TD)に続く海外での起債。4月の“関税ショック”による影響でおよそ5ヵ月前よりワイドなスプレッドに着地したものの、ピーク時の需要は3本で160億ドルほどまで積み上がり、前回を11億ドル上回る総額30億ドルのディールとなった。
よく読まれている記事
2024年8月21日 みずほFGユーロ建て債:好業績とラベル効果
2025年6月3日 MUFG債:珍しい2本立て、総額16.5億ユーロ
2025年5月22日 SMFG債:10月に続くユーロ建て7年、NICは10bp程度
2025年2月7日 みずほFG3本立て債:ユーロの次はドルで競合回避
2025年2月6日 みずほFG8.25NC7.25ユーロ建て債:競合回避でNICゼロ