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みずほFG3本立て債:ユーロの次はドルで競合回避

6日、みずほフィナンシャルグループの3本立てTLACドル債(SEC登録、A1:ムーディーズ/A-:S&P、総額19億ドル、ブックランナー:みずほ/BofA/TD)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 対米国債
6.25NC5.25 7億ドル 31/5/13 5.098% +82bp
6.25NC5.25FRN 3億ドル 31/5/13 SOFR+108bp
11.25NC10.25 9億ドル 36/5/13 5.422% +98bp

みずほ銀行(2018年7月7日、東京・神谷町)

国内では昨年4月に四半期決算報告書が廃止されており、3日の第3四半期連結決算発表から最速のタイミングを選び、5日にユーロ建て8.25NC7.25債(A1:ムーディーズ/A-:フィッチ、6.5億ユーロ、3.295%、MS+105bp、ブックランナー:みずほ/バークレイズ/HSBC/ナティクシス/ダンスケ)で登場。今回のドル債はこれに続く連日の海外での起債であり、ユーロ建て債と同様に他銘柄との競合を回避したことで、6.25NC5.25債でマイナス2bpの新発プレミアム(NIC)を達成し、全体として70億ドルほどのオーダーを獲得した。

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