
28日、ソニーグループの2本立て債(AA-:R&I/AA:JCR、総額1100億円、主幹事:野村/大和/日興/三菱/みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
42 | 5 | 600 | 2030/3/6 | 1.272 | 24 |
43 | 10 | 500 | 2035/3/6 | 1.709 | 34 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
「盤石なクレジットを反映したフェアプライスの実現」をコンセプトとし、金利変動リスクを抑えるためにサウンディングやヒアリングを行わず、3日間のマーケティングで条件決定に至った。こうした運営方針や信用力の高さなどが評価され、総額1100億円のディールに対して、100件を超える投資家から2100億円超の需要を獲得した。社債市場への登場は昨年3月以来1年ぶり。 POT方式を採用し、アカウントXと自己ブックはいずれもなかった。
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