12日、北海道電力の10年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 393
年限 10年
発行額 60億円
表面利率 1.401%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+40bp
参照国債回号 374
参照国債償還日 2034年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2034年6月23日
格付け A(R&I)
ブックランナー 野村
主幹事 みずほ

10年ゾーンへの登場はグリーンボンド(GB)だった4月の第390回債(1.111%、主幹事:みずほ/SMBC日興/三菱UFJMS)以来2ヵ月ぶり。この時は50億円限定のGBであることが効いて国債+34bpというタイトな水準に決まったが、今回は5月に起債された他銘柄が付けた+40~41bpがプライスを考えるうえでのベースとなり、+40bp以上のレンジを敷いてタイトサイドの+40bpで60億円ちょうどの需要を集めた。
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