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相鉄10年債:民鉄の安定性が光る、中央が積極的

海老名駅付近を走行する相鉄12000系(2024年3月31日)

7日、相鉄ホールディングスの10年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 45
年限 10年
発行額 100億円
表面利率 1.313%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+36bp
参照国債回号 374
参照国債償還日 2034年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2034年6月14日
格付け A-(R&I)
ブックランナー SMBC日興
主幹事 大和/野村/三菱UFJモルガン・スタンレー

金利変動への警戒などで中短期にシフトする動きがあるため、10年物の事業債では厳しい状況の案件が散見されるものの、業績安定の民鉄セクターという強みがあり、選別色があるなかでも相鉄HD債は選ばれる側にあった。先行銘柄対比で遜色のない国債+36bpで着地し、100億円に対して約3.1倍の需要を集めた。

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