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JR貨物債:一般担保と希少性効果で先行並み

7日、JR貨物の2本立て債(AA-:R&I/AA:JCR、主幹事:みずほ/野村/三菱UFJMS/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ
5 10 70 34/6/13 1.228% +27bp +24bp
6 20 70 44/6/13 1.9475 +21.5bp +20bp

※発行額:億円

JR貨物の車両(2017年5月14日、読者提供:百済貨物ターミナル駅)

10年グリーンボンド(GB)は大阪ガス債(AA+:R&I/A1:ムーディーズ)の国債カーブ+24bp、ノンラベル20年債は大阪ガス債とJR東海債(AA:R&I)の+20bpが水準を議論するうえでのベースとなり、相場のボラティリティを受けてこれらにプラスアルファのレンジで会話したものの、結局はどちらも先行銘柄並みのスプレッドに落ち着いた。「一般担保付きであることと、年度に1回という希少性がポジティブに働いたため」(みずほ)だった。

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