株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

NAVER債:3.5年軸にまとめる、韓国物初の12年も

26日、NAVERの4本立て債(A3:ムーディーズ/A-:S&P、総額200億円、ブックランナー:シティ/みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対MS
1 3.5 140 2027/4/30 1.142 70
2 5 15 2028/11/1 1.432 82
3 7 15 2030/11/1 1.755 93
4 12 30 2035/11/1 2.414 120

発行額:億円/表面利率:%/対MS:+bp

かつては「NAVERまとめ」で知られ、LINEの親会社でもあった韓国のインターネット大手が円債市場に初登場した。3.5年債を軸に総額200億円のディールとなり、この上限額に対する総需要は300億円超となった。不透明な市場環境が続くなか、クレジットや金利リスクを避ける投資家の傾向が表れたが、「発行体の超長期での資金需要と、投資家の利回りニーズが合致した」(シティ)ことで、韓国物として初めての12年債の起債を実現した。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む