6日、大林組の5年サステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 27
年限 5年
発行額 200億円
表面利率 0.819%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+26bp
参照国債回号 355
参照国債償還日 2029年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年6月12日
格付け A+(R&I)
ブックランナー 野村
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー

社債市場への登場は2022年4月の2本立て債(総額300億円、5年:0.250%・国債+22.2bp<CEYE算出>/7年:0.380%・+23.3bp<同>、主幹事:野村/三菱UFJMS)以来およそ2年2ヵ月ぶりで、SLBもこの時以来。先行の大型銘柄の影響を見極めながらのマーケティングで、結果はレンジ下限の国債+26bpで620億円ほどの買いを取り込んだ。33件の投資表明を獲得している。
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