19日の地方債市場では3本のグリーンボンド(GB)と1本のサステナビリティボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。
福岡市が10年で、京都市と大阪市が5年でGBを、札幌市が5年サステナ債を起債した。10年債が国債カーブ+7bp、5年債が+8bpと、いずれもノンラベルから2bp内側というプレミアムを保った。無難に消化されているもの、以前ほどの過熱感はなく、発行額はいずれも100億円未満だった。4銘柄ともにPOT方式で運営し、全てアカウントXと自己ブックはなかった。
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