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PPIH4本立て債:劣後債の償還資金、3年・5年軸に700億円

17日、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の4本立て債(A+:JCR、総額700億円、主幹事:SMBC日興/みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
21 3 240 26/11/9 0.440% +34.4bp#
22 5 380 28/11/9 0.733% +42bp
23 7 50 30/11/8 0.993% +50bp
24 10 30 33/11/9 1.316% +55bp

※発行額:億円、#はキャピタルアイ・ニュース算出

ドン・キホーテ(2023年10月17日、東京・六本木)
ドン・キホーテ(2023年10月17日、東京・六本木)

社債市場への登場は2021年10月の3本立て債(総額800億円、主幹事:SMBC日興/みずほ)以来。ドンキホーテホールディングス時代に発行し、11月29日に初回コールを迎える35NC5劣後債(A-:JCR、1400億円、1.49%、国債+159.1bp<CEYE算出>、同:同)の期限前償還資金を調達するために2年ぶりに起債した。格付け対比で厚めのスプレッド・利回りを提供し、3年・5年債を軸に総額700億円となっている。トランスペアレンシー方式で運営し、アカウントXが5年債に存在し、自己ブックはいずれの年限もなかった。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む