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DBJ3年ポンド債:初の1日執行、ドル・ユーロの内側

日本政策投資銀行(2017年8月20日、東京・大手町)
日本政策投資銀行(2017年8月20日、東京・大手町)

11日、日本政策投資銀行(DBJ)の3年ポンド債が条件決定した。

年限 3年
発行額 2億5000万ポンド
表面利率 5.250%
発行価格 99.872
応募者利回り 5.309%(単利)/5.306%(複利)
ローンチ・スプレッド 英国債+90bp
償還日 2026年3月30日
格付け A1(ムーディーズ)/A(S&P)
ブックランナー バークレイズ・バンク/JPモルガン・セキュリティーズ/野村インターナショナル

発行体のポンドでの起債は昨年1月の3年債(2.5億ポンド、1.250%、英国債+42bp、ブックランナー:バークレイズ/BofA/HSBC)以来1年9ヵ月ぶり。実際の年限は2年5ヵ月ではあるものの、便宜上3年債としている。ポンド建ての本邦公的(SSA)銘柄の希少性や利回りの高さで注目され、英国債+90bpで6億9000万ポンドの需要を獲得した。SSAセクターはマーケティングに2日を費やすことが通常だが、今回のDBJ債は発行体にとって初となる1日の執行(ワンデーエクセキューション)としている。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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