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東日本高速4本立て債:好調な公共債の流れ引き継ぐ

14日、東日本高速道路の4本立てソーシャルボンド(AA+:R&I/AAA:JCR/A1:ムーディーズ、総額850億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ 基準
105 2 200 25/07/31 0.106 15 国債
106 5 300 28/07/31 0.380 24.5 24 国債
107 7 100 30/07/31 0.528 23 22 国債
108 10 250 33/07/29 0.698 22 22 国債

発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp

東北自動車道蓮田SA(2022年11月29日)
東北自動車道蓮田SA(2022年11月29日)

公共債への好調な需要を受け、2年債で下限スプレッドがヒットしたものの全ての年限でタイト化した。2年・5年・10年債は4月28日に起債をアナウンスし、7月6~7日にサウンディングを実施。7年債は6月29日にアナウンスを行い、7月10日のヒアリングで運営に入った。トランスペアレンシー方式で運営し、全年限で自己ブックはなかった。アカウントXは5~10年の3本で存在した。

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