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野村HD債:競合少ないタイミングに15億ドル

5日、野村ホールディングスの2本立てTLACドル債(SEC登録、Baa1:ムーディーズ/BBB+:S&P、総額15億ドル、アクティブブックランナー:野村/BofA)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 対米国債
5 9億ドル 28/7/12 6.070% +183bp
10 6億ドル 33/7/12 6.087% +215bp

野村証券(2022年6月30日、大阪・梅田)
野村証券(2022年6月30日、大阪・梅田)

米銀が決算発表を控える時期であり、競合が少ないなかでの起債だった。普段より少ない総額15億ドルではあるものの、「ほぼ計画通りの額」(野村)で、これに対して52億ドル程度のオーダーを獲得。5年債が米国債+183bp、10年債が+215bpに着地し、イニシャルプライスソーツ(IPT)からは30~32bpタイト化させた。野村HDのドル債は1月の3本立て債(総額19億ドル、アクティブブックランナー:野村/BofA)以来半年ぶり。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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