4日のクレジット市場は、平均残存年限が中期物の定時償還債が取り組まれ、ドル建て社債ではオーバーナイトでプライシングされた三井住友信託銀行(SMTB)債がタイトな水準で買われた。

債券相場で先物(3月限)は前日比11銭安の139円33銭で取引を終了。3日の米国債高の流れで買いが優勢だったものの、日中に実施された10年国債の入札結果が弱いとの見方が伝わると下落に転じ、続落した。新発10年物国債の利回りは同1.5bp高い1.425%と、2月21日以来の水準を付けた。
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