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SMFGドル債:初のコーラブル、変動・劣後が人気

6月30日、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の5本立てドル債(SEC登録、総額40億ドル)が条件決定した。以下は案件レビュー。

格付け 年限 発行額 償還日 表面利率 対米国債 ブックランナー
A1(M)/A-(S)/(F) 6NC5 7億ドル 2031/7/8 4.660 87 日興/GS/BofA/ジェフリーズ
A1(M)/A-(S)/(F) 6NC5 9億ドル 2031/7/8 SOFR+119 日興/GS/BofA/ジェフリーズ
A1(M)/A-(S)/(F) 8NC7 7億ドル 2033/7/8 4.954 97 日興/GS/BofA/ジェフリーズ
A1(M)/A-(S)/(F) 11NC10 7億ドル 2036/7/8 5.246 102 日興/GS/BofA/ジェフリーズ
A2(M)/BBB+(S) 21NC20 10億ドル 2046/7/8 5.796 102 日興/GS/BofA/シティ/ジェフリーズ

表面利率:%/対米国債:+bp

三井住友銀行大阪本店(2022年6月30日、大阪市中央区)

発行体にとって初めてのコーラブルドル債。TLAC債と劣後債の2カテゴリー・中期~超長期の5年限で登場し、「多様な年限での分散効果によって幅広い投資家の買いを獲得した」(GS)。6NC5変動利付債と21NC20劣後債を軸とした総額40億ドルのディールで、最終需要はTLAC債で118億ドル程度、劣後債で26億ドル程度となっている。

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