株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

ソフトバンク:ドル債デビュー、IPTマイナス30bp

ソフトバンク・ワイモバイル(2025年5月20日、札幌市)

6月30日、ソフトバンクの2本立てグローバルドル債(BBB:S&P/BBB+:フィッチ、総額10億ドル、ブックランナー:MS/シティ/JPM/みずほ/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 対米国債
5 5億ドル 2030/7/9 4.699 90
10 5億ドル 2035/7/9 5.332 110

表面利率:%/対米国債:+bp

発行体にとって初めての外貨建て債で、調達手段の多様化と海外での認知度向上を目的に起債した。供給が比較的少ないタイミングを捉え、イニシャルプライスソーツ(IPT)からいずれも30bpタイトな米国債+90bp、+110bpで総額10億ドルのディールとなり、その7倍超となる72億ドル程度のオーダーを獲得した。

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。