
6月30日、ソフトバンクの2本立てグローバルドル債(BBB:S&P/BBB+:フィッチ、総額10億ドル、ブックランナー:MS/シティ/JPM/みずほ/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。
年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対米国債 |
---|---|---|---|---|
5 | 5億ドル | 2030/7/9 | 4.699 | 90 |
10 | 5億ドル | 2035/7/9 | 5.332 | 110 |
表面利率:%/対米国債:+bp
発行体にとって初めての外貨建て債で、調達手段の多様化と海外での認知度向上を目的に起債した。供給が比較的少ないタイミングを捉え、イニシャルプライスソーツ(IPT)からいずれも30bpタイトな米国債+90bp、+110bpで総額10億ドルのディールとなり、その7倍超となる72億ドル程度のオーダーを獲得した。
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