13日、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)の2本立て債(AA:R&I/JCR、総額300億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
49 | 3.5 | 150 | 28/12/19 | 1.160 | 33 |
50 | 7 | 150 | 32/06/18 | 1.573 | 49 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
起債頻度が高いノンバンクセクターではあるものの、「供給、競合が限られるタイミングに登場し、銀行系で最上位のクレジットという点が訴求」(SMBC日興)して、総額300億円が問題なく消化された。SMFLの社債は4月24日のユーロドル債以来で、国内債は同4日の2年5ヵ月債(150億円、国債+27bp、主幹事:SMBC日興/大和/みずほ/三菱UFJMS/しんきん/野村)が直近。6月5~9日にサウンディングを行い、10日に起債をアナウンスするとともにマーケティングへ移行した。POT方式で運営し、アカウントXと自己ブックは出ていない。
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