13日、北海道電力の2本立て債(A+:R&I/AA-:JCR、総額243億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|
403 | 10 | 180 | 35/6/25 | 2.010% | +62bp | 三菱/大和/日興/野村/みずほ |
404 | 8 | 63 | 33/6/24 | 1.785% | +60bp | 三菱/大和/みずほ |
※発行額:億円

4月11日の10年・20年トランジションボンド(総額145億円)に続く今年度2回目の起債で、今回はノンラベルの8年・10年債とし、総額243億円のディールとなった。10年債は先行したシングルA格(R&I)の電力債が国債+60~63bpだったことを参考に+62bpを見いだし、8年債は10年債との距離に加え、同年限の電力債の実績も見ながらのマーケティングとなり、+60bpに落ち着いている。
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