6日、東急の2本立て債(AA-:R&I/AA:JCR、総額300億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
| 回号 | 年限 | 発行額 | 償還 | 表面利率 | 対国債 | 主幹事 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 16 | 10 | 200 | 35/3/12 | 1.781% | +29bp | 三菱/みずほ/野村/大和/日興/GS |
| 17 | 20 | 100 | 45/3/10 | 2.477% | +31bp | みずほ/三菱/野村/大和 |
※発行額:億円

昨年12月の個人向け5年グリーンボンド(GB、当時A+:R&I/AA-:JCR、100億円、1.01%、国債+28.6bp<CEYE算出>、主幹事:みずほ/三菱UFJMS/大和/SMBC日興)に続く起債だが、機関投資家向けは2022年11月の2本立て債(同、総額200億円、5年・10年、ブックランナー:大和)以来2年4ヵ月ぶり。今年1月にJCRがダブルAマイナスから同フラット、R&IがシングルAプラスからダブルAマイナスに格上げしており、“両足”ダブルA格になってからは初の案件だった。ボラティリティが高いうえ、年度末が近づくタイミングではあったが、民鉄銘柄の希少性と高いクレジットが評価され、10年GBが国債+29bpで200億円の1.9倍程度、20年債が+31bpで100億円の1.2倍程度のオーダーを取り込んだ。10年GBがトランスペアレンシー方式、20年債がPOT方式を採用し、10年GBにアカウントXが存在した一方、自己ブックは両年限ともに出ていない。
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