20日、イオンフィナンシャルサービスの2本立て債(A-:R&I/A:JCR、総額200億円、主幹事:みずほ/野村/大和/三菱UFJMS/SMBC日興/岡三)が条件決定した。以下は案件レビュー。
<表>
#回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
24 3 100 28/2/25 1.470% +58bp
25 5 100 30/2/27 1.725% +65bp
<表終わり>※発行額:億円

総額200億円の調達に向けて、当初は5年債だけで可能性を探ったものの、ベース金利が日々上昇するなかで短期ゾーンへのニーズを確認。3年債を追加したタイミングでの5年債のガイダンス調整を経て、各100億円の発行額に対して3年債が国債+58bpで460億円程度、5年債が+65bpで100億円超の需要を集めた。
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