31日、富士電機の5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 32
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 0.892%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+26bp
参照国債回号 355
参照国債償還日 2029年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年6月6日
格付け A(R&I)/A+(JCR)
ブックランナー みずほ/SMBC日興
主幹事 野村
![](https://c-eye.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/コピー-~-DSC02816-300x225.jpg)
発行体の起債は2018年5月の10年債(当時A-:R&I/JCR、100億円、0.400%、国債+34bp、主幹事:SMBC日興/みずほ/野村)以来6年ぶり。久々の登場という希少性に加え、良好な業績やクレジットへの評価で買いが集まり、マーケティングレンジ下限の国債+26bpで500億円程度の買いを取り込んだ。
よく読まれている記事
2024年5月14日 富士電機が5年債を準備
2024年7月5日 北海道電17年債:立て込むなかでのオッド年限
2024年7月5日 JR東日本債:10年・1歩前進、20年・C+20bpで先行並み
2024年7月5日 森ビル5年GB:格上げと麻布台ヒルズ効果
2024年7月5日 阪急阪神HD債:難しい10年で300億円、マルーンカラーの力