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NTTF債:今年度最大、金利急上昇の10年で1000億円

30日、NTTファイナンスの4本立て債(AA+:R&I/AAA:JCR、総額2900億円、ブックランナー:三菱/みずほ/大和/野村/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
31 3 250 2027/6/18 0.668 20
32 5 1500 2029/6/20 0.967 32
33 7 150 2031/6/20 1.112 32
34 10 1000 2034/3/17 1.476 39

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

NTTドコモ本社(2024年5月29日、東京・永田町)

5年債の1500億円を軸に総額2900億円のディールと、今年度の事業会社債で最大規模となった。市場参加者が金利上昇に懸念を抱くなか、「積極的なIRとクレジットの良さが買い安心感につながった」(三菱UFJMS)。社債市場への登場は昨年11月以来半年ぶり。

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