19日、オリックス銀行の5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 4
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 0.771%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+30bp
参照国債回号 354
参照国債償還日 2029年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年4月25日
格付け AA(R&I)
ブックランナー みずほ/大和
オリックス本体が3月に機関投資家向け5年債(100億円、0.677%、主幹事:SMBC日興/大和/みずほ/三菱UFJMS/野村)を国債+30bpで起債しており、これがオリックス銀債の水準を考えるうえでのベースとなった。サウンディング初期段階での投資家の声に応えて+30bp以上のスプレッドを確保し、3本値で需要を探ってレンジ下限の+30bpで決着。100億円の発行額でオリックス債と同じスプレッドに仕上がっている。
よく読まれている記事
2025年1月16日 SMTB2本立て債:下限で増額、前回マイナス2~5bp
2024年10月4日 SMTB2本立て債:初の7年、1%の魅力
2024年9月17日 SMTBが社債を準備
2024年9月4日 SMTB債:ピーク時の総需要150億ドル超
2024年7月12日 SMTB債:ボリューム追求で自己記録の900億円