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楽天G5年債:今度は5年で20億ドル、前回債の好パフォーマンスが後押し

3日、楽天グループの5年グローバルドル債(144A/Regulation S)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 5年
発行額 20億ドル
表面利率 9.750%
発行価格 99.512
応募者利回り 9.895%(単利)/9.875%(複利)
ローンチ・スプレッド 米国債+547bp
償還日 2029年4月15日
格付け BB(S&P)
アクティブブックランナー ゴールドマン・サックス/モルガン・スタンレー/大和キャピタル・マーケッツアメリカ/米国みずほ/SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ/ING/BofAセキュリティーズ/シティグループ・グローバル・マーケッツ/野村セキュリティーズ・インターナショナル

楽天のロゴ(2023年12月25日、博多駅前)

1月の3年債(11.250%・利回り12.125%、米国債+804bp、アクティブブックランナー:GS/MS/大和/みずほ/SMBC日興/BofA/シティ/野村)に続くドル債で、今回は5年ゾーンへの登場。前回債の好パフォーマンスが後押しとなって、2年長い年限で前回債を下回る利回りでの起債が実現したうえ、2ヵ月前の18億ドルを上回る20億ドルのディールに仕上げ、発行額を大幅に上回る需要を集めたようだ。人気化を受け、直近のセカンダリーでは値上がりしている。

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