11日のクレジット市場は、楽天グループの円建て私募債が話題となった。
債券相場で先物(6月限)は前日比59銭安の144円53銭で取引を終了。10日発表の米消費者物価指数(CPI、3月)が予想を上回る前年同月比3.5%増となり、利下げ観測の後退を招いたことで、大幅に続落した。今日の20年国債の入札結果が低調だったことも相場の重荷となった。新発10年物国債の利回りは同6bp高い0.855%と、昨年11月14日以来の水準を付けた。
今日の新発市場では、楽天Gの5年ユーロ円債が6%で条件決定した。
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