
11日のクレジット市場は、楽天グループの円建て私募債が話題となった。
債券相場で先物(6月限)は前日比59銭安の144円53銭で取引を終了。10日発表の米消費者物価指数(CPI、3月)が予想を上回る前年同月比3.5%増となり、利下げ観測の後退を招いたことで、大幅に続落した。今日の20年国債の入札結果が低調だったことも相場の重荷となった。新発10年物国債の利回りは同6bp高い0.855%と、昨年11月14日以来の水準を付けた。
今日の新発市場では、楽天Gの5年ユーロ円債が6%で条件決定した。
よく読まれている記事
2025年1月30日 楽天グループ<4755>、楽天証券HDの上場方針を変更
2025年1月28日 楽天Gが第2・4回劣後債を買い入れ
2024年12月5日 楽天Gドル建て永久NC5劣後債:円債のリプレイスメント
2024年12月2日 楽天が永久NC5ドル債を準備
2024年4月4日 楽天G5年債:今度は5年で20億ドル、前回債の好パフォーマンスが後押し