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地方金融機構10年3月債:地銀の資金消化ニーズも

12日、地方公共団体金融機構の10年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 178
年限 10年
発行額 210億円
表面利率 0.889%
ローンチ・スプレッド 国債+12bp/国債カーブ+9bp
参照国債回号 373
参照国債償還日 2033年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2034年3月28日
格付け AA+(R&I)/A1(ムーディーズ)/A+(S&P)
主幹事 みずほ/SMBC日興

地方金融機構が入居する市政会館(東京・内幸町、2016/11/04 撮影 kikuchi)

地方債フラットの国債カーブ+9bpに決まり、発行額を当初の150億円程度から210億円に増額し、255億5000万円の需要を集めた。地方債の供給が少ないなかでの10年物公共債として注目され、コア層である地方公的に加え、地銀の稼働もあって人気化した。

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